黄昏ミュージックvol.68 京都慕情/EPO
黄昏ミュージックvol.68 京都慕情/EPO
この夏も東京はコロナと相まって不快指数だだ上がりな激暑だった。
この国には御用邸の所在地などに代表される避暑地も多く点在するが、古都ゆえの知恵か?京都は“涼”にとって盆地と云うネガティブな条件をよそに、多くの涼を呼び込む工夫がある。
音楽にも京都を題材にそんな志向の楽曲がある。
今回、フューチャーする渚ゆう子がオリジナル歌手であるこの楽曲を、筆者は猛暑時に度々セレクトする。
ただ、オリジナルは滅多にかけず、作者ザ・ベンチャーズのアコースティック・ギターver.、男女デュオTICAのヴォーカリスト、武田カオリのTV番組「京都人の密かな愉しみ」エンディングver.などがそれだが、極めはこのEPOver.に落ち着く。
去りゆく夏の幻影を求め今週末も密かにかけることにしよう(se)