お知らせです。

暑くて長い夏が終わります。流行りのスムージーなどプラスティックのストローは使わぬよう元気に暮らしていきましょう。
さて飲食店人材不足の時代、「おふく」も本店「アダン」も例外ではありません。ありがたいことに両店も大勢のお客様に来店していただいていますが料理人もホールスタッフも慢性的に足らなくて、若いと思っていた昔からのスタッフもいつの間にか相応な年齢になっています。四苦八苦の毎日です。
そんな訳で「おふく」の料理人せっちゃんと橋田くんは当面「アダン」に戻すことにしました。近年「おふく」も盛り上がっていたので非常に残念です。苦渋の決断ですが二人が「アダン」に戻ることで「アダン」は今まで以上にパワーアップ、もっと美しくて丁寧な料理を提供できると思っています。
「おふく」としての営業は十月二日までといたしますが、「おふく」の二階を使った「南洋ギャラリー」としての営業は続けて参ります。十月三日から写真家 横山泰介氏の個展が始まります。あわせて、初夏におこなって大好評だったオリジナルベトナム食器の追加展示も開催します。尚、土曜日の「黄昏バーナイト」は引き続き営業して行きます。おいしい料理はありませんが、週一度だけのナイスミュージックとカクテルをどうぞ。

おふく改め 南洋ギャラリー

営業時間
日、月、火、水はお休み。
木、金:十二時~十八時 ギャラリーとして
土  :十二時~十七時 ギャラリーとして
   :十七時~深夜まで「黄昏バー」ナイト※DJ&バーとしての営業です。

よろしくお願いいたします。

奥渋に対する極私的な思い。

 奥渋という名前が広がる前から長い間この場所で手を変え品を変え(笑)営業してきました。「アダンオハナギャラリー」「アダン食堂」「家庭料理おふく」、そのたびに看板を黒田征太郎さん、岡本一宣さん、エンドウソウメイさん、名だたる作家の方にイメージを伝え制作していただきました。そういう方々に申し訳ないのですが、こんな気まぐれでボンクラなオーナーのわがままで、またまた変化の時が来たようです。そしてこれからもこの変化は永遠に続くと思いますが、一つだけ言えることはこの奥渋というストリートが、かつて僕が学んだまだウォーホールやバスキアが生きていた時代のイーストビレッジの様に、歩いている人は誰でもアーティストになれるぜ、そんなポップな奥渋になれたらいいなァと思っています。

むかし旅したあの島この島
ちかごろ歩いたあの町この町
出会ったいいモノ 出会ったいいヒト

 四度目の正直(笑)、「南洋ギャラリー」はそんな気持ちでやっていこうと思います。おいしいごはんは「アダン」で食べてね。

韓国、日本、シェイク・ハンド!

2019年10月1日
アダングループ代表
河内一作

南洋ギャラリー